2016年12月17日土曜日

寝るなら乗るな?オーストラリア、バス事情

さてさて、大分オーストラリアの生活にも慣れてきました。
 
ところでオーストラリアの大きさって知っていますか?
 
オーストラリアの国土は約770万Km²、日本の約20倍のサイズです。
 
そして、オーストラリアは国であると同時に、6大陸のうちの一つです。
 
人口は日本の1/5程と、人口密度はすっかすかです。笑
 
それもそのはず。
 
国土の多く、特に中央の部分は砂漠地域のため、人が住むには適していません。
 
なので、人口の多くが海岸沿いの街に集中しています。
 
これだけ広大なオーストラリア。
 
移動するのも大変です。
 
主な移動手段としては、飛行機・バス・車・列車などがありますが・・・
 
今回はバスについてのお話です。
 
 
まずはバスの乗り方ですが、日本のようにバス停で待っていれば停まってくれるというわけではありません。

必ず、ドライバーに自分が待っているとわかるようにグッドサインで合図します!

タクシーみたいな感じですね。

バスが停まったら、基本前から乗り込みます。

オーストラリアのバスは、日本みたいに丁寧な案内はありません。
 
ドライバーは基本しゃべりません。(世間話は大好きですが・・・笑)
 
なので当然、降りる時「次は〜です。」の案内は一切ありません。
 
では、どうやって目的地で降りるかというと・・・
 
必死に景色などみて、この次のバス停っぽい!というところでボタンを押すのです!
 
僕はホームステイ先から学校まではバスに乗らないといけなかったのですが、それはもうドキドキでした!
 
ホームステイ先の方に◯番と◯番のバスはサウスポート(学校がある所)に行くバスだから、それに乗るんだよ!と言われ行きは学生達がみんな降りるから良いものの、問題は帰りです…
 
事前に家の近くの目印を見つけ、景色を覚えました。
 
そしてだいたい何分くらいで着くか行きで測り、帰りに備えます。
 
最初の1週間は暗くなると余計わからなくなるので、明るいうちに帰るようにしました。
 
バスで何十分も掛かりますが、寝ることは一切出来ません!
 
なぜなら、ただでさえわからない地形、寝過ごしてしまったら大変です。
 
幸い乗り過ごすこともなく、1週間くらい毎日乗っていればここでボタンを押す!というのがわかってきました。
 
バスにも慣れて来ると、少し遠くのショッピングセンターに行ったり、遊園地へ行ったりと遊べる範囲が広がります。
 
また、州や地域でバスのシステムは違います。
 
ゴールドコーストはgo cardというカードを使って乗るのが便利です。
 
 
 
 
一回ずつ現金で払って乗るよりも、このカードを使って乗った方が安くなります。
 
また語学学校に3ヶ月以上行く方は、学生用のカードが使えるので更にお得です。
 
使い方は、乗る時にSuicaのようにカードをタッチすると、残金が表示されます。
 
その時にいくら入っているのか確認します。
 
もし残金が少なかったら運転手さんにお金を渡し、チャージしてもらいます。
 
そして降りるときにまたタッチして降ります。
 
このカードでトラム(電車)にも乗ることが出来ます。
 
ブリスベンは同じgo cardを使うのですが、人もバスもすごく多いです。
 
その為、ゴールドコーストのように運転手さんに言ってチャージすることが出来ません。
 
セブンイレブンなどのコンビニでチャージしたり、バスセンターにはチャージする機械が置いてあるのでそれを利用します。

このゴーカード、運賃が割り引きされるだけでなく、週に10回以上バスを利用すると、その週の残りの日は運賃が無料です。
 
同じクイーンズランド州でもケアンズではgo cardは使えず、一回ずつ現金で支払いします。
 
他の州にはまた他のカードがありシステムも違うので、あらかじめ調べてバスに乗ることをおすすめします。
 
またオーストラリアのバス、とても運転が粗いです!
 
運転手さんにもよりますが、基本的に級ブレーキも多く結構なスピードで走ります。
 
バスが優先なので、無理矢理割り込もうとする運転手も多いです…
 
しかしバスに乗っていて交通事故にあった!という話は身近では聞いたことがないので、安心して利用してください。
 
ちょっとした裏技ですが、
 
実は、地域と時間によっては、バス停ではないところでの乗り降りが出来ます。
 
例えば、家の前はバス通りだけど、バス停までは遠いとき、家の前で手を挙げれば停まってくれることもあります。
 
降りる時も同様。
 
もうタクシーみたいな扱いですね。笑
 
ただし、ドライバーによっては停まってくれないこともありますので、裏技として知っておくといいと思います。
 

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