さてさて、イチゴの収穫時期真っ盛りの6月始め、僕たちはついに88日の労働日数に到達しました!
それはつまり・・・セカンドワーキングホリデービザ申請が出来るということです!
ビザの申請には、働いていたファームのオーナーから、勤務証明書・給与明細・グループサーティフィケートと呼ばれる納税証明書が必要です。
うきうき気分でこれらの証明書をもらいに事務所に行った時、
事件が起きました・・・
それは・・・
デイオフカウントはしない!と今更言い出したのです。。。
デイオフカウントとは、休日など実際に働いていない日も、労働日数としてカウントすることです。
僕たちは、働き始めてから一週間くらいたった頃、大雨の影響で10日間ほど仕事がありませんでした。
その際にオーナーが、デイオフカウントをなんとかしてあげると約束してくれたのですが、
忘れたのか、すっとぼけているのか、出来ないの一点張り・・・
理由は、デイオフカウントとは、フルタイムで働いている場合の所定の休日(週休2日など)などをカウントすることであって、仕事がなかった10日間は当てはまらない。
そしてこれをデイオフカウントしてしまうと、移民局から審査が入ったときに、虚偽のカウントをしたとされ、会社が違反金を払わなければいけないから。
でも、約束しましたよね?なんとかしてくれるって!
デイオフカウントがないと僕らはもう3週間ほど働かなければならず、
(毎週2日程は休みがあったので)
早くファーム生活を抜け出したかった僕たちは、必死に交渉。
その時偶然思い出したのが、腰を痛めて病院に行った時のSick Payと呼ばれる、病欠手当をもらっていなかったことです。
社会保障の制度に厳しいオーストラリア。会社がきちんと支払っていないと通報されれば高額の違反金を支払う羽目に。
これをちらっと話してみると・・・
デイオフカウントをする代わりにSick Pay を見逃すか、Sick Payをもらいデイオフカウントを諦めるかという2択になり、
迷いなくデイオフカウントを選ぶことに。
Sick Payをもらっていれば、$1500程にはなったのですが、お金よりビザが欲しかったので。。。
必要書類を作ってもらい、その場でビザの申請。
翌日には荷物をまとめて
晴れてファーム生活の終わりです!
1週間後嫁のビザは無事に承認されました!・・・が一方僕の方は、実際に働いたという証明が足りないから別の書類を提出しろとのメールが来ました。
揉めにもめたオーナーに再度連絡し、必要書類を作成してもらい、提出。
きちんと88日、休日をカウントしないで働いていればなんの心配もなかったのですが、
今回は法律のグレーゾーンを通ってたので、ビザが却下されるリスクがあり・・・
1か月後の承認メールが来るまで、気が気ではありませんでした。笑
色々ありましたが、無事にセカンドワーキングホリデービザを取得!
新たな旅が始まるのでした。
三年前、24歳、ふと思い立った海外永住計画。 永住ビザ取得の為に、右往左往しながら気ままに過ごした三年間の記録と、現在の気ままなオーストラリアでの生活を綴っていきたいと思います。 これから留学をお考えの方、旅行でオーストラリアに来ようと思っている方、永住をお考えの方に少しでも情報をお伝え出来たらと思います!!
2017年1月8日日曜日
2017年1月7日土曜日
取り放題・食べ放題!イチゴの収穫!
次はピッキング(収穫)の仕事です。
最初はそれ程収穫量が多くなかったので、手にトレイを持ち、一列ずつ歩いて収穫していきます。
ピッキングは時給ではなく取った分だけ給料がもらえるので、1トレイ収穫するごとにバーコードで管理し、誰が収穫したかわかるようにします。
量が多くなると一往復するだけで10トレイ分くらいイチゴが取れ、それをバーコードで管理してくれる人の所まで持っていきます。
ただし赤くなったイチゴをただ取れば良いというわけではありません。
太陽に当たっている部分は真っ赤でも裏側がまだ白かったり、まだ真っ赤になる前、葉っぱの下の白い部分が多かったりすると注意されイエローカード、 2回以上注意されると給料が下げられます…
さらに、虫食いのイチゴを取っていなかったり(廃棄用のバケツも一緒に積んでそのバケツに入れます)、赤いイチゴの見落としがたくさんあるとやり直しです。(オーナーがチェックしています)
なぜかと言うと、毎日同じ畑のイチゴの収穫をするわけではなく、3 日に1回のペースで同じ畑の収穫をするため(ここのファームは規模が大きく他にもいくつか畑があります)、もし取り忘れが多かったら次発見するのは 3日後。
そうすると、虫に食われてしまったり、熟してしまったりと販売出来なくなってしまいます。
そんなイチゴが畑にたくさんあるのはもったいないですよね?
そうならないためにも、スピードと正確な判断力が必要なのです。
しかし給料は自分次第!
たくさん稼ぎたい韓国人は畑と畑の移動も走ったりととにかく誰よりも多く収穫しようとしていましたが、僕達は給料よりもビザのために働いていたため、疲れたらイチゴのつまみ食いをしたり …(本当はダメですが…)とにかく自分達のペースで呑気に収穫していました。
この頃はオーストラリアの冬です。
毎日6時頃から仕事ですが、起きる時間5時半頃はまだ暗く、外に出ると息が白くなります。
その為部屋の暖房は欠かせません!(各部屋毎に貸してくれました)
北海道出身の僕達も朝の寒さはきつかったです。
しかし仕事をすると身体が温まり、厚着をしていると汗をかくくらい暑くなります。
昼間は仕事をしていなくてもそんなに寒くはないです。
同じ時期にパッキング(パックに詰める)の仕事があります。
この仕事は女性が多く、嫁も何日かパッキングの仕事をしていましたが、すぐ挫折していました …
というのもパッキングも時給ではなく歩合の仕事。
この品種のイチゴは何グラムで詰めて〜個から〜個、見える位置には形の悪いイチゴを置かない …など条件が多く全然出来なかったそうです。
しかし慣れている人は持っただけで分かるのか、あっという間に1パック詰めてしまいます。
それだけ早く詰めれればお金にもなりますが、なんせ嫁は遅いため全然稼げず、ずっと座りっぱなしの作業が合わなかったようでピッキングに異動していました。
2017年1月6日金曜日
ついに病院送り?カッティングという仕事
さてさて、無事にプランティングが終わり、次の仕事はカッティング(余計な葉っぱを切ること)です。
太陽の光をたくさん浴びたイチゴの苗は成長し、大きくなっています。
しかし、もっと太陽を浴び成長させるためには、余計な葉っぱを切りイチゴの実をつけなければなりません。
そこでこのカッティングを行ないます。
約25mある列に植えてあるイチゴ達の、枯れた葉や、余計なつるをハサミでどんどんカットしていきます。
約25mある列に植えてあるイチゴ達の、枯れた葉や、余計なつるをハサミでどんどんカットしていきます。
この仕事は予想以上に大変でしたが、給料が歩合でしたので、たくさんやればそれだけもらえるし、サボればその分しかもらえません。
時給で韓国人コントラクターに急げ急げと言われていたプランティングに比べれば、精神的には楽でした。
カッティングは、一列完成させていくら…と言う歩合でしたが、葉っぱの多さや列の長さによっても一列ごとの値段は変わります。
しかしこのカッティング、ただ余計な苗を切れば良いというものではなく、一列終わるごとにオーナーに必ずチェックしてもらい、okが出たら次へ行く…と言うシステムでした。
たくさん稼ぎたい韓国人は、早く適当に切って次へ行こうとしますがさすがオーナー、しっかり見ています。
毎回やり直しさせられている人もいました。
この仕事、自分のペースで出来るから良いものの、プランティングで負担が掛かった腰に更に負担が掛かり限界に…
とうとう病院へ行き診察してもらいました。
診断結果は腰の捻挫です。
塗り薬をもらい、コルセットを買い…
約$500程の出費・・・
しかしそんな時のための保険!
約$500程の出費・・・
しかしそんな時のための保険!

しっかり全額戻ってきましたよ♫
コルセットってだいぶん違うんですね‼︎
2017年1月4日水曜日
必見!たった1つ。ファーム生活必需品!
さてさて、前にも書きましたが、住まいはファームに隣接しているプレハブ小屋のような建物で生活していました。
2人部屋でキッチン、トイレ、シャワーは共同です。
最初のプランティングの頃は人数も少なく、不自由しませんでしたが、ピッキングの時期になると一気に人も増えて部屋は満室、しかしキッチンやシャワーの数は変わらないので毎日戦争です!
特に仕事後のシャワー!
仕事あとは汗をかいたり泥がついたりと汚れるため、みんなシャワーに入りたいのですごく混み合います …
そして一気にお湯を使うため、後半はお湯が出なくなります…
冬の水シャワーは本当に地獄です!
またキッチンも混み合う為、空いているタイミングを見計らうか、少し図々しいくらいにいかないとなかなか使えません。
洗濯機を使うのも1回$5ほどかかるため、毎日手洗いしていました。
休みは週に2回くらいあったり、10日ぐらい休みがなかったりしますが、休みの日はショッピングセンターへ行き、食材の買いだめをしていました。
朝早くから仕事のため10時くらいに一度休憩があり、軽くパンやお菓子を食べ、その後お昼休憩があります。
ファームでの必需品は保冷バッグ。
保冷バッグといっても保冷剤を入れてガッチリとしたケースを用意するというわけではなく、コールスや Kマートに売っている中身が銀色のバッグをみんな使っていました。
そのバッグに飲み物やお昼ご飯をいれておくと便利です。
土の上や太陽の下に置くこともあるためです。
個人的にはチョコレートは欠かせませんでした。
疲れた体に甘いものはとても重要です。
保冷バッグに入れておけば溶ける心配もなく安心です。
その他ファームで必要なものは、日焼け止め、汚れても良い服(長袖長ズボン)。
僕達はKマートでファーム用に安い服を買いました。
長袖長ズボンの理由は、オーストラリアは紫外線がとても強く、その下で毎日仕事をしていると真っ赤になってしまいます。
作物によってはかぶれてしまうものもあるためです。
多くの人が来ていたのはオレンジや黄色の蛍光色の服。
これはオーストラリアの作業員がよく着ているものですが、メッシュ生地で風通しも良く、お店によっては $10くらいで買うことができます。
また帽子も欠かせません。
その他には長靴もあったら便利です。
僕達のファームには貸し出し用があったので買いませんでしたが、雨の日もあるので長靴があった方が良いかと思います。
外での作業がある所はレインコートも必要です。
イチゴのピッキングの際にはビニール手袋があると良いです。
これは使い捨てのためスーパーに売っている1番安いものを使っていました。
あとは何のファームに行くかにもよると思いますが、ファームは本当に田舎なので、事前に行く所の情報を調べて、必要なものは先に買って行くことをおすすめします。
あとは良いファームを見極めてファーム生活を楽しんでください!
僕達のファームは9割韓国人であまり英語が通じず、何度か一緒にバーベキューやお酒を飲んだこともありましたが、徐々に韓国人といる生活が辛くなり、嫁は韓国人恐怖症になっています …(なかには良い人もいるのですが …)
2017年1月3日火曜日
金欠!?仕事がない・・・ファーム生活の落とし穴
さてさて、ファームに来て1週間。
だいぶん生活、仕事にも慣れてきました。
これまで順調に仕事ができていたもの、急に今日は休み、また次の日も今日も休み…というのが続き、10日程仕事がない日が続きました。
だいぶん生活、仕事にも慣れてきました。
これまで順調に仕事ができていたもの、
デイオフカウント(休日を労働日数に数えない)がないファームだったので、とにかく日数を稼ぎたかった僕たちは焦りました。
が、ある日韓国人のコントラクターが、仕事がなくて申し訳ない…なので3ヶ月ここで働いたらセカンドビザを出すよ!と言ってくれたのです‼︎
が、
出来るだけ早くファーム生活を終えたかった僕たちには、すごくラッキーな話です。
そもそも何で仕事がなかったかと言うと、イチゴの苗をNSW州から取り寄せているが、大雨の影響で交通機関が動かず運べないとのこと。
天気はどうしようもないので誰のせいでもないですし文句も言えないんですけどね…
畑の半分も終わっていない状態だったので、苗が届いてからは、休みも少なく朝7時くらいから夕方まで植える日もありました。
僕の腰は悲鳴をあげています…
2017年1月2日月曜日
ひたすら植えろ!お金のなる苗
さてさて、ついにファーム生活の始まりです。
カブーチャへ移動したのが3月終わり、日本で言うと秋です。
昼間は半袖短パンでも平気ですが、朝夜は少し冷えます。
早速着いた次の日はお仕事です。
内容はイチゴのプランティング(苗植え)です。
3人一組で行うのですが、30センチ程に成長したイチゴの苗(バケツいっぱい束になって入っています)を1人が一本ずつ地面に置き、他の2人がヘラを使って土に埋めていきます。
ずっと腰を曲げたまま横歩きで植えていくので、重労働です。
ファームによっては柔らかくて植えやすい土もあれば、石ばかりでゴツゴツしていてなかなか植えれない畑もあります。
その上、イチゴの品種によって根っこがとても長かったり、短かったり、苗が大きかったり…と様々ですが、どんな状況にもすぐに対応していかなければなりません。
ファームによっては柔らかくて植えやすい土もあれば、石ばかりでゴツゴツしていてなかなか植えれない畑もあります。
その上、イチゴの品種によって根っこがとても長かったり、短かったり、苗が大きかったり…と様々ですが、どんな状況にもすぐに対応していかなければなりません。
またここのファームは規模が大きく、見渡す限り周りはすべてイチゴの畑、そして他の場所にも畑があり車で移動ということもしばしばでした。
腰がもともと弱い僕には厳しい仕事でした。
そしてこのプランティング、時給のお仕事です。
時給で22ドル程だったと思います。
ここのファームのコントラクターは韓国人だったのですが、かなりお金にがめついです…
その為植えるスピードが遅かったり、遅れたりするとかなり怒られます。
また働いている人も日本人3人、台湾人数名、その他9割は韓国人という環境でした。
最初は韓国人は優しいとか親切というイメージだったのですが、毎日一緒にいるうちに
文化の違いか、図々しさや、公共スペースの使い方の汚さなど、
些細なことがだんだんとイライラに変わり、嫌いにまで思えてしまいました…
もちろん中にはいい人もたくさんいましたが・・・
大多数の中の少数は肩身が狭いものですね。。。
文化の違いか、図々しさや、公共スペースの使い方の汚さなど、
些細なことがだんだんとイライラに変わり、
もちろん中にはいい人もたくさんいましたが・・・
大多数の中の少数は肩身が狭いものですね。。。
2017年1月1日日曜日
歩けど歩けどイチゴ畑!ついに始まるファーム生活!
さてさて、今回からは実際に僕たちが体験したファームでの生活をご紹介します。
僕たちは稼ぎに行くと言うよりもとにかくセカンドビザが欲しかったので、ゴールドコーストからなるべく近くのファームを探しました。
たくさん連絡を取っているなかで、ちょうど良く翌週から働けるというファームに出会い、そこに決めました。
そこがカブーチャのストロベリーファームです。
ゴールドコーストから車で2時間程のところにあります。
ゴールドコーストから車で2時間程のところにあります。
僕たちはゴールドコーストから車でカブーチャへ向かいましたが、ナビを頼りに行かないと即迷子…というようなそれはもう田舎の町です。
と同時にこれがオーストラリアなんだなっていうのを実感しました。
田舎育ちで何もない風景に慣れている北海道出身の僕たちでも、さらに田舎と感じてしまいましたから…
ナビを頼りに無事に働くファームへ着き、早速連絡して下さった方の所へ行きました。
行った時はちょうどまだ仕事中で、しばし待ちましたが、自分達も明日から一緒にこの仕事をするのか…と思うと少し嫌になりました…(歩いても歩いても畑、地面は泥でグチョグチョ、ビザのためであって決してファーム生活がしたかったわけではないので…)
仕事終わりのオーナーに会い、色々と契約の書類を書き、ファームに隣接している住居に案内して頂きました。
お部屋はプレハブ小屋で30部屋程のあり、全て二段ベッドで2人ずつの個室です。
嫁と2人で4畳程の決して広くはない部屋ですが、各部屋にはエアコン、冷蔵庫が完備されていたので特に不自由はなかったです。
そして、シャワー、トイレ、キッチンは別の棟にあり共同です。
最初は人数が少なく問題なく使えていましたが、後々お部屋が満室になると仕事後のシャワー争奪戦、そしてお湯の容量が決まっており冷たいシャワーに入るという地獄もありましたが…それはまた後日書きます。
お部屋も決まり早速買い出しへ近くのショッピングセンターに行きました。
1番近くても車で30分程かかりますが、コールス、ウールワース、Kマートなど生活に欠かせないお店が全て入っておりファーム生活の間はだいぶんお世話になりました。
ファームにもよると思いますが、僕たちのファームは車がない人たちのために週に3回程ショッピングセンターへの送迎が出ており、それを使っている方も結構いました。
2016年12月31日土曜日
なぜファームへ?農家で働く利点!
さてさて、今回はビザのお話です。
日本で生活するうえでは、ビザについてなかなか考えないと思います。
実際に僕もオーストラリアに住みたい!と思うまでは全く知りませんでした。
しかし、オーストラリアに入国するうえでビザはとても重要なのです。
まず、ビザがないとオーストラリアに入国出来ません。
主に日本人が使うビザは観光ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザの三種類だと思います。
まず観光ビザですが、名前の通り観光メインで使うビザです。
最大三ヶ月間オーストラリアに滞在でき、学校に行くことも可能です。
しかし、仕事は一切出来ません。
そのためこのビザは、観光するため、あるいは短期留学する方のためのビザです。
次に学生ビザです。
名前の通り、学校へ行き、学生としてオーストラリアにいる方のためのビザです。
その学校のコースや期間によってビザの長さも変わります。
長いコースを受講すると、学校を卒業したあとホリデーとして、学校に通っていた期間プラス数カ月間ビザが与えられます。
このビザを申請したあとは、必ず規定の場所で健康診断が必要になります。
そしてこのビザ、仕事は出来るものの、週20時間まで!と条件付きです。
学校行くのにお金かかるからたくさん働きたい!と思っていても働けません・・・
また、各ターム(学期)で80%以上の出席率がないと、ビザがキャンセルになり強制帰国というのも考えられます。
ワーキングホリデービザは最長1年間いれるビザです。
唯一の条件が年齢です。
申請時の年齢が18-30歳までが可能ですが、近々35歳までに引き上げられるそうですね!
学校には四ヵ月まで行くことができます。
このビザの魅力は、何時間でも仕事ができるため、たくさん働いてお金を稼ぎ、広いオーストラリアを思う存分旅行出来ます。
また、オーストラリアはセカンドワーキングホリデービザというシステムがあります。
日本で生活するうえでは、ビザについてなかなか考えないと思います。
実際に僕もオーストラリアに住みたい!と思うまでは全く知りませんでした。
しかし、オーストラリアに入国するうえでビザはとても重要なのです。
まず、ビザがないとオーストラリアに入国出来ません。
主に日本人が使うビザは観光ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザの三種類だと思います。
まず観光ビザですが、名前の通り観光メインで使うビザです。
最大三ヶ月間オーストラリアに滞在でき、学校に行くことも可能です。
しかし、仕事は一切出来ません。
そのためこのビザは、観光するため、あるいは短期留学する方のためのビザです。
次に学生ビザです。
名前の通り、学校へ行き、学生としてオーストラリアにいる方のためのビザです。
その学校のコースや期間によってビザの長さも変わります。
長いコースを受講すると、学校を卒業したあとホリデーとして、学校に通っていた期間プラス数カ月間ビザが与えられます。
このビザを申請したあとは、必ず規定の場所で健康診断が必要になります。
そしてこのビザ、仕事は出来るものの、週20時間まで!と条件付きです。
学校行くのにお金かかるからたくさん働きたい!と思っていても働けません・・・
また、各ターム(学期)で80%以上の出席率がないと、ビザがキャンセルになり強制帰国というのも考えられます。
ワーキングホリデービザは最長1年間いれるビザです。
唯一の条件が年齢です。
申請時の年齢が18-30歳までが可能ですが、近々35歳までに引き上げられるそうですね!
学校には四ヵ月まで行くことができます。
このビザの魅力は、何時間でも仕事ができるため、たくさん働いてお金を稼ぎ、広いオーストラリアを思う存分旅行出来ます。
また、
セカンドビザが取れる条件は、政府指定の地域で88日働くこと!
セカンドを取るため、ファームを探す際に重要なのは、本当にセカンドが取れるファームなのか、行ってすぐに仕事があるのか、給料、住むところ、すぐに取りたい方はデイオフカウント(休日を労働日数とカウントする)があるのか…
など考えれば色々と条件は出てくるはず。
僕たちもセカンドビザが欲しかったので、ネットでひたすら調べ、電話、メールを送りました。
問題は、この日に行きたいからすぐに仕事があるか?と2,3週間前に聞いてもまだわからないと言われること!
確かにファームで働くことは作物次第‼︎
雨などの影響で収穫時期が遅れたり、僕たちが行く前にたくさんの人が働き出したら今は人が足りていると言われてしまう…
せっかく移動したのに仕事がなかったら、生活費を払う一方で収入がない、イコール貯金どころかマイナスになってしまう。
なかにはそういう所もあるし、実際この3年間でそのような体験をした人にもたくさん出会いました。
1番は友達、知り合いのコネ‼︎‼︎
韓国人はネットワークが広くうまく良いファームを見つけますが、日本人は性格上(謙虚すぎてがつがついけないので)なかなか見つけられないのが現状です…
果物や野菜、そして取れるものの時期も違いますし、オーストラリアは広大なのでそれだけ土地によっても気候、取れる物も変わってきます。
この場所でファーム生活をしてみたい、この野菜、果物の仕事をしてみたい…と考えてファーム選びをするのも一つだと思います。
ちなみに僕たちはゴールドコーストから2時間程のカブーチャというストロベリーファームへ行きました。
そこはまあ、大変の連続でした…
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