でも、実は世界遺産もあるんです!
一億3000年以上も昔から存在する世界自然遺産ゴンドワナ多雨林群に属する、スプリングブルック国立公園、ラミントン国立公園。
中でもラミントン国立公園内グリーンマウンテンと呼ばれる場所が非常におすすめ!
世界最古の亜熱帯雨林は、まるでジュラシックパークの世界!
見たことのないシダ植物や
着生植物、
国立公園ということ、行くまでの山道が険しいこともあり、
ビーチでまったりもいいですが、少しアクティブに森林浴もよい体験になると思います。
またこのグリーンマウンテンの散策路には様々な”仕掛け”が用意されています。
例えば、ツリートップウォーク。
地上16mに作られた、一度に6名までしか渡れない少し頼りない橋。
数千年の年月を生きる大きな木と同じ高さを歩くことが出来ます。
その他にも、着生植物に侵食され中が空洞化してしまった大木や
ちょっとしたツリータワーなどもあります。
ここは、山から流れ落ちる川の水圧によって出来た自然の洞窟。
日中はこんな感じですが
その奇跡の洞窟には、grow worm(土ボタル)と呼ばれる神秘的な青白い光を放つ生き物が生息します。
名前は”ホタル”ですが、実際はハエの幼虫。
あまり聞こえはよくないですが・・・
ハエの概念を覆す美しさです。
そしてこの土ボタル、少しの人口の光が当たるだけでも死んでしまうくらい繊細な生き物なのです。
世界でこの土ボタルが見られるのは、オーストラリアとニュージーランドだけ!
一生に一度は見る価値があります。
ナチュラルブリッジへは、ツアーでも行けますが、運転に自信がある方はレンタカーをおすすめします。
なぜなら、このツアー非常に人気で、常に混雑しているため、なかなかゆっくり見学することが出来ないからです。
ただし、土ボタル保護の為に、暗街灯のない暗闇を小さな懐中電灯1つ(ルールです、違反するとレンジャーと呼ばれる管理関係者に注意されます)で歩かなければいけないので、ルートの下調べはしっかりしてください。
その他にもここゴールドコーストからは世界最大の砂の島フレーザー島にも行けます。
南北123km、幅25kmのこの島は、すべての陸地が砂で出来ています。
上陸には4WDのごっつい車が必要。
整備されていないでこぼこ道をひたすら進むと、島内には宿泊施設があり、
そこを拠点に様々な見どころへと行くことが出来ます。
島内では、ブッシュウォーク、釣り、キャンプなどができ、
中でもおすすめが、世界でもっとも透明度の高い淡水湖です。
エメラルドグリーンの湖と、白い砂浜は海を想像させますが、完全に淡水!
絶景です!
ただし、海水のように浮力がないので泳ぐ際は気を付けてください。
島内にはディンゴと呼ばれるタイリクオオカミの一種が生息します。
見た目はかわいらしい犬ですので、ついつい触りたくなりますが
狼ですので注意!
出くわした場合は、荷物を犠牲にゆっくり後ずさりしてください。。。
食べられないことを祈ります。。。笑